LOCATION
都市再生緊急整備地域※1の一角である大阪城公園の東側に位置する約12.3haのエリアに、「大学とともに成長するイノベーション・フィールド・シティ」をコンセプトとした再開発計画が進行中。中核となる2025年秋に開学予定の「大阪公立大学」森之宮キャンパスを先導役に、スマートシティ推進機能や都市シンクタンク機能、技術インキュベーション機能など、4つのゾーンに分けて新たな街づくりを展開。大学と行政が中心となり、民間の活力も導入しながら、住区・宿泊・商業施設などで多世代・多様な人が集い交流する国際色ある街の形成を目指しています。
※1 都市の再生の拠点として、都市開発事業等を通じて、緊急かつ重点的に市街地の整備を推進すべき地域。
大阪城を借景に歴史のある堤、水辺に映える桜や豊かな自然を活かした「大阪城港・杜の船着場」として、公共船着場の整備が進行中。遊覧船が運航されることにより、大阪城公園とユニバーサル・スタジオ・ジャパンという大阪の二大観光スポットを航路でつなぎます。この大阪市内の東西航路は、四季折々の風景と大阪の観光スポットを船上から観覧し、非日常を感じながら目的地へとアクセスできる遊覧船として、現存の水上バスなどと共に新たな観光ルートが拓かれることでしょう。
大阪の都心部を南北につなぐ「なにわ筋線」。JR大阪駅北側の「うめきた」地下に2023年に開業した「大阪駅」から難波付近まで7.4キロを結び、計4駅を新設するプロジェクトとして2031年春の完成を目指し遂に動き出しました。関西国際空港から大阪都心への所要時間を大幅に短縮し、関西の鉄道網の利便を大きく一変させることにより、ミナミエリアの賑わいの高まりが期待できます。
「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、「People’s Living Lab(未来社会の実験場)」をコンセプトに掲げた「大阪・関西万博」の開催が決定。2025年は、SDGs(Sustainable Development Goals : 持続可能な開発目標)の達成目標年である2030年の5年前であり、これまでの進捗状況を確認し、その達成に向けた取り組みを加速させる絶好の機会になるといわれています。経済波及効果(試算値)2兆円、想定来場者数約2,800万人の規模が見込まれる万博は、2021年に開催された東京五輪に続き、多大な経済効果に期待が高まっています。
※2025年日本万国博覧会誘致委員会事務局 ホームページより