自然体で進める不動産投資：研究者 中川様の投資スタイル

中川様（仮名・30代・メーカー研究所勤務）

 
確定申告は、ご自分でされていらっしゃいますが、昨年、新たに2戸の投資を始められましたので、打合せで、2月の初めに中川様をオフィスにお招きいたしました。
 
世界的な大手メーカーの研究所にお勤めで、今年37歳におなりになる化学者。短髪に髪をそろえ、お似合いの銀縁メガネの奥のまなざしは、穏やか。しかし、会社の主軸となる製品の重要な最先端研究をリードされている日々。国立大学の博士課程まで進まれたテクノクラート。
 
「研究していると答えが見つからない時がよくあります。なぜ、こういう現象が起こるのだろうか、究明を続けるわけです。」
 
語り口調は穏やかに、私のような化学の分野の門外漢にも丁寧に説明していただけます。私の日常生活において、答えがないもの、因果関係がわからないものはあまり出くわすことはないです。中川様は、日々、そのような研究に挑戦を続けられてきました。

弊社にてインタビューにお応えいただく中川様
 
中川様と弊社との出会いは、一昨年、2023年の11月。以前から株式投資や投資信託は続けられてきたとのこと。
 
「自分の持っているお金からの投資」から、そうでないものをとして不動産投資をご自分から見つけられて、インターネットを中心に調べられたと。さらに詳しく知ろうとされて、3冊、不動産投資に関連する書籍を購入して読んでみたとのこと。そのうちの1冊が弊社代表の毛利が書いたものだったと。
 
「自分は今、神戸に住んでいるので、大阪の不動産に対する投資は身近に感じた」とおっしゃいます。会社の名前と連絡先が書いてあったので、ネットの問い合わせフォームから弊社に連絡を入れていただけたようです。すぐに回答が、弊社担当者からあり、web面談へと進まれました。弊社の中川様担当は、その時の面談の記憶としては、「お会いした時の中川様の印象はすごく強く残っています。不動産投資としては初めてだとのことでしたので、投資についてスタンダードな、みなさんにいつもしているお話をしました」という、いたってシンプルに思い出を語ります。
 

1年余りで３物件のオーナーに

 
1件目の物件として弊社担当者は、中川様に大阪城近く、玉造の物件と、その隣駅である谷町6丁目の物件を同行して現地をご案内してご提案しました。
 
「僕の中では、もう、不動産投資を始めようと思っていました。あとは、どの物件にしようか選んでいる状況でした。玉造の物件は8階、谷町六丁目の物件は2階でした。どちらも立地はいいところだなと思いましたが、まずは8階でやってみようと思いました。」中川様は、ひとつひとつご自分で意思決定を進められてきました。
 
「玉造の物件は、弊社代表の連携しているディベロッパーの人気シリーズで、11年前に竣工したマンションですが、今でも人気のファサード（前面）のデザインが導入されていまして」と、弊社担当者が中川様の言葉に呼応するように追加の説明を入れます。二人の話すテンポがとても合っている感じを受けます。コラボレーションですね。
 
私から、「1件目の投資をお決めになられる前に、奥様にはどのようなお話をされましたか？」と伺ったところ、「いやー、大した話はしていないと思いますけど。。。まあ、株とか投資信託は、自分の持っている資金の中での投資で、一方で、不動産投資は、融資を受けての投資。個人のバランスシートが結果的に大きくなるわけですけど、そういう投資をしてみてもいいのではないか、というようなことを話したと思います」と、中川様。奥様もとても理知的な方なのだろうと短いコメントからでも思い浮かびます。
 

中津駅周辺の街並み
 
「2件目として、梅田の周辺の物件をご提案いただきましてね。もともと、あのあたりはとても投資物件を持つには好立地と思っていました。良い物件と思いました」昨年の2月、梅田エリアの中津駅近くの物件を、弊社として確保でき、以前から大阪市北区のエリアを注目されていた中川様にすぐにご提案をしました。中川様としても大阪駅のある梅田エリアは土地勘のある場所。一度、物件をご覧になり、すぐに2件目の投資を決められました。
 
梅田エリアは、弊社がお客様に特におすすめしている大阪市中心部のひとつであり、現在、各物件の家賃の上昇が続いています。中川様が所有されている物件も近々家賃が上がる見通しとのこと。投資の場所とタイミングを的確に決められている中川様。
 
3件目。新大阪駅近く。単身赴任のビジネスマンにとても人気のあるエリア。弊社担当者が直接、物件を確保しました。「私のお客様で、ちょっとリッチな方で、セカンドハウスを欲しいので、売りたくはないけれど、どうしても資金調達のために手放さなくてはならない、という方がいらっしゃいまして、新大阪駅の至近にある物件で、希少価値があります。しかしながら資金需要から、元の持ち主様は早く売却を決めたい、ということで、ご決断の速い中川様にご紹介しました」と、担当者はコメント。
 
「もう、この物件は現地を見ていませんが、ご紹介があって、すぐに決めました」と中川様。複数件の投資をされているオーナー様は、ご自分の中で不動産の評価基準ができてきます。新大阪駅近くのワンルームマンションの希少性をご評価いただけたのだと思います。
 
「3件の投資物件のオーナーにこの1年余りでおなりになって、何かご自身の生活に変化はありましたか？あるいは価値観に影響はありますか？」私から中川様へのご質問。
 
「いやー・・・特に変わったことはありませんね。普段から、不動産投資や物件のために何かをするわけではないですし、すべてリンクスさんにお任せしていますから」中川様の穏やかな語り口調は変わらない。
 
「1回、玉造の物件（1件目の物件）で、入居者様の退去がありましたね。でも、そのときも中川様に、退去のご報告後、2週間くらいで次の入居者様との契約が決まりまして」、また、テンポよく担当者からのコメントが入ります。
 
「玉造の物件の賃貸借契約では、実質、オーナーとしては収支がマイナスになることはなかったので、入居者さんの退去を経験したことで、まあ、こんなものか・・・と、実際に不動産投資をしている自分として、安心する部分はありました」良い物件に、良いタイミングで投資してきた中川様の不動産投資は好循環になっています。でも、普段は何も意識していないとおっしゃいます。
 
奥様とお二人の暮らし。「将来は、自分たちの生活を楽しく、居心地よく過ごしていきたいです」と、中川様。大学から就職を考えるに至った背景はというと、「大学の研究室は街の真ん中にありました。大学も企業も同様なのですが、研究施設は街から外れたところにあることが多いです。一方で、今、勤めている会社の研究所も街のわりと真ん中にあります。そこが気に入りまして、そして、最初に入社内定をくれましたので、決めました」と、ご自分の意思決定に至った背景を、スマートにお話になります。