エルマガ
VOL.232
目次
1 . 冬の始まり、心温まるひとときを
2 .久しぶりの東京セミナー in 渋谷
3 .ボジョレー・ヌーヴォーと日本の消費文化
4 . 大阪グルメ
5 .セミナー開催のお知らせ
■■ 1 .冬の始まり、心温まるひとときを ■■
おはようございます。
株式会社リンクスでございます。
立冬が過ぎ、辺りが暗くなるのが日ごとに早まってきました。
乾いた冷たい空気に、朝は布団から出るのに少し時間のかかる季節の到来です。
日中は日差しが暖かく感じられる日もありますが、朝晩の冷え込みは本格的です。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
温かい飲み物でほっと一息ついたり、旬の食材を味わったりと、この季節ならではの楽しみを見つけながら、元気に過ごしたいものですね。
それでは、今回のエルマガも最後までお楽しみくださいませ。
■■ 2 .久しぶりの東京セミナー in 渋谷 ■■
皆さん、おはようございます。
今日から11月の後半戦がスタートします。
先週、たまたま北海道のお客様何人かとお話しさせていただいたのですが、北海道はもう雪が降っているようです。
大阪はまだ冬というより秋なので、涼しくはなってきたものの、私的にはちょうど過ごしやすい気候ですし、何より食欲の秋ということで、食べ過ぎには注意しないといけない季節です。
来週22日は久しぶりに東京でセミナーを開催します。大阪では定期的に講演していますが、東京の皆さんと直接お会いできるのは久々なので、とても楽しみにしています。
今回のテーマは「ポスト万博が変える大阪経済~今、大阪の不動産投資が注目される理由~」。IR、再開発、万博後の都市戦略など、大阪では大きな動きが続いており、その変化が不動産市場にも明確に表れ始めています。特に、どのエリアに将来価値が生まれ、どんな物件に投資妙味が高まっていくのか──現場で得ている最新データや実例をもとに解説させていただきます。
会場は渋谷・ヒカリエ。東京の再開発の象徴ともいえる場所で、大阪の未来を語るのも面白い組み合わせです。今回は、私自身の視点で“大阪の今とこれから”を分かりやすくお届けしますので、ぜひご都合つく方はご参加ください。
これから寒くなる季節、今、インフルエンザを始め風邪が流行ってますので、くれぐれもご自愛ください。
毛利英昭
■■ 3 .ボジョレー・ヌーヴォーと日本の消費文化 ■■
11月の第3木曜日。
この日付を聞いて、胸が躍る方もいれば、どこか懐かしい響きを感じる方もいるかもしれません。
そう、フランス産ワインの新酒「ボジョレー・ヌーヴォー」の解禁日です。
2025年は11月20日の木曜日、深夜0時になると、全国の酒店やレストランで一斉に祝祭が始まります。
かつては社会現象とまで言われたこのイベントは、日本の消費文化の何を映し出し、そして今、どこへ向かおうとしているのでしょうか。
そもそもボジョレー・ヌーヴォーとは、フランス・ブルゴーニュ地方のボジョレー地区で、その年に収穫された「ガメイ種」というブドウから造られる新酒(ヌーヴォー)のこと。
もともとは、その年のブドウの出来栄えを確かめるための試飲酒であり、地元で消費されるささやかな収穫祭の主役でした。
フレッシュで軽やかな味わいが特徴で、長期熟成させる高級ワインとは対極にある、いわば「旬を味わう」ためのワインです。
このローカルな文化が日本で一大ブームとなったのは、1985年の日本上陸以降のこと。
1980年代後半からのバブル経済の追い風を受け、ワインという西洋文化の象徴を手軽に楽しめるボジョレー・ヌーヴォーは多くの人々を魅了しました。
日付変更線の関係で世界に先駆けて解禁される特別感や、「今年の出来は過去最高」といった毎年のお祭り騒ぎも後押しし、日本は長らく世界最大の輸入国であり続けました。
しかし、その熱狂も永遠には続きませんでした。
2004年をピークに輸入量は年々減少し、近年ではピーク時の7分の1程度にまで落ち込んでいます。
この背景には、消費者の成熟があります。
バブル期を経てワインへの知識が深まり、世界中の多様なワインが手頃な価格で手に入るようになった今、消費者は画一的な「お祭り」に乗るだけでなく、自分の好みや価値観でワインを選ぶようになりました。
また、「モノ」の所有から「コト(体験)」へと価値観が移り変わる中で、単にワインを飲むという行為以上に、誰とどんな時間を過ごすかが重視されるようになったことも、市場の変化に影響を与えているのでしょう。
これはボジョレー・ヌーヴォーの文化が終わったことを意味するわけではありません。
むしろ、過熱したブームが去り、本来の姿を取り戻す時期に来ていると捉えることもできます。
ワインの造り手たちが丹精込めて育てたブドウの収穫を祝い、その年の恵みに感謝する。
そんな素朴で心温まる収穫祭としての価値が、今改めて見直されています。
今年の11月20日、ワインショップの棚に並ぶ紫色の液体を前に、私たちは何を思うでしょうか。
かつての熱狂を懐かしむのも良いでしょう。
あるいは、多様な選択肢の中から、あえてこの一本を手に取り、旬の味を静かに楽しむのもまた一興です。
ボジョレー・ヌーヴォーを巡る消費の変遷は、私たち日本人がどのように時代と共に変化し、成熟してきたのかを映し出す、興味深い鏡なのかもしれません。
■■ 4 .大阪グルメ ■■
グリル マルヨシ
天王寺駅からほど近く、活気あるアーケードの一角に佇む「グリル マルヨシ」は、昭和21年から愛され続ける老舗の洋食店です。
創業以来の看板メニューが、1日70食限定の「特製ロールキャベツ」。
ソフトボールほどもあるその大きさに、まず目を奪われます。
自家製の甘いデミグラスソースとスパイシーなカレーソースが美しいコントラストを描き、ぎっしりと詰まったひき肉の断面は食欲をそそります。
2種類のソースを絡めて味わえば、ひとつの料理で二通りの表情が楽しめます。
もう一つの名物「シナモンクリームコロッケ」も、ぜひ味わいたい一品です。
カラッと揚がった衣を割ると、シナモンが香る熱々のホワイトソースがとろりと溢れ出します。
白身フライと共に盛り付けられた一皿は、ビールとの相性も抜群です。
ほかにも、丁寧に作られたタンシチューやハンバーグといった王道の洋食メニューが揃い、その日の気分で選べる安心感も魅力です。
どこか懐かしく、心温まる味わいは、お腹だけでなく気持ちまで満たしてくれます。
食べ終える頃には、きっと「次はどれにしようか」と、自然とメニューをめくっていることでしょう。
1 . 冬の始まり、心温まるひとときを
2 .久しぶりの東京セミナー in 渋谷
3 .ボジョレー・ヌーヴォーと日本の消費文化
4 . 大阪グルメ
5 .セミナー開催のお知らせ
■■ 1 .冬の始まり、心温まるひとときを ■■
おはようございます。
株式会社リンクスでございます。
立冬が過ぎ、辺りが暗くなるのが日ごとに早まってきました。
乾いた冷たい空気に、朝は布団から出るのに少し時間のかかる季節の到来です。
日中は日差しが暖かく感じられる日もありますが、朝晩の冷え込みは本格的です。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
温かい飲み物でほっと一息ついたり、旬の食材を味わったりと、この季節ならではの楽しみを見つけながら、元気に過ごしたいものですね。
それでは、今回のエルマガも最後までお楽しみくださいませ。
■■ 2 .久しぶりの東京セミナー in 渋谷 ■■
皆さん、おはようございます。
今日から11月の後半戦がスタートします。
先週、たまたま北海道のお客様何人かとお話しさせていただいたのですが、北海道はもう雪が降っているようです。
大阪はまだ冬というより秋なので、涼しくはなってきたものの、私的にはちょうど過ごしやすい気候ですし、何より食欲の秋ということで、食べ過ぎには注意しないといけない季節です。
来週22日は久しぶりに東京でセミナーを開催します。大阪では定期的に講演していますが、東京の皆さんと直接お会いできるのは久々なので、とても楽しみにしています。
今回のテーマは「ポスト万博が変える大阪経済~今、大阪の不動産投資が注目される理由~」。IR、再開発、万博後の都市戦略など、大阪では大きな動きが続いており、その変化が不動産市場にも明確に表れ始めています。特に、どのエリアに将来価値が生まれ、どんな物件に投資妙味が高まっていくのか──現場で得ている最新データや実例をもとに解説させていただきます。
会場は渋谷・ヒカリエ。東京の再開発の象徴ともいえる場所で、大阪の未来を語るのも面白い組み合わせです。今回は、私自身の視点で“大阪の今とこれから”を分かりやすくお届けしますので、ぜひご都合つく方はご参加ください。
これから寒くなる季節、今、インフルエンザを始め風邪が流行ってますので、くれぐれもご自愛ください。
毛利英昭
■■ 3 .ボジョレー・ヌーヴォーと日本の消費文化 ■■
11月の第3木曜日。
この日付を聞いて、胸が躍る方もいれば、どこか懐かしい響きを感じる方もいるかもしれません。
そう、フランス産ワインの新酒「ボジョレー・ヌーヴォー」の解禁日です。
2025年は11月20日の木曜日、深夜0時になると、全国の酒店やレストランで一斉に祝祭が始まります。
かつては社会現象とまで言われたこのイベントは、日本の消費文化の何を映し出し、そして今、どこへ向かおうとしているのでしょうか。
そもそもボジョレー・ヌーヴォーとは、フランス・ブルゴーニュ地方のボジョレー地区で、その年に収穫された「ガメイ種」というブドウから造られる新酒(ヌーヴォー)のこと。
もともとは、その年のブドウの出来栄えを確かめるための試飲酒であり、地元で消費されるささやかな収穫祭の主役でした。
フレッシュで軽やかな味わいが特徴で、長期熟成させる高級ワインとは対極にある、いわば「旬を味わう」ためのワインです。
このローカルな文化が日本で一大ブームとなったのは、1985年の日本上陸以降のこと。
1980年代後半からのバブル経済の追い風を受け、ワインという西洋文化の象徴を手軽に楽しめるボジョレー・ヌーヴォーは多くの人々を魅了しました。
日付変更線の関係で世界に先駆けて解禁される特別感や、「今年の出来は過去最高」といった毎年のお祭り騒ぎも後押しし、日本は長らく世界最大の輸入国であり続けました。
しかし、その熱狂も永遠には続きませんでした。
2004年をピークに輸入量は年々減少し、近年ではピーク時の7分の1程度にまで落ち込んでいます。
この背景には、消費者の成熟があります。
バブル期を経てワインへの知識が深まり、世界中の多様なワインが手頃な価格で手に入るようになった今、消費者は画一的な「お祭り」に乗るだけでなく、自分の好みや価値観でワインを選ぶようになりました。
また、「モノ」の所有から「コト(体験)」へと価値観が移り変わる中で、単にワインを飲むという行為以上に、誰とどんな時間を過ごすかが重視されるようになったことも、市場の変化に影響を与えているのでしょう。
これはボジョレー・ヌーヴォーの文化が終わったことを意味するわけではありません。
むしろ、過熱したブームが去り、本来の姿を取り戻す時期に来ていると捉えることもできます。
ワインの造り手たちが丹精込めて育てたブドウの収穫を祝い、その年の恵みに感謝する。
そんな素朴で心温まる収穫祭としての価値が、今改めて見直されています。
今年の11月20日、ワインショップの棚に並ぶ紫色の液体を前に、私たちは何を思うでしょうか。
かつての熱狂を懐かしむのも良いでしょう。
あるいは、多様な選択肢の中から、あえてこの一本を手に取り、旬の味を静かに楽しむのもまた一興です。
ボジョレー・ヌーヴォーを巡る消費の変遷は、私たち日本人がどのように時代と共に変化し、成熟してきたのかを映し出す、興味深い鏡なのかもしれません。
■■ 4 .大阪グルメ ■■
グリル マルヨシ
天王寺駅からほど近く、活気あるアーケードの一角に佇む「グリル マルヨシ」は、昭和21年から愛され続ける老舗の洋食店です。
創業以来の看板メニューが、1日70食限定の「特製ロールキャベツ」。
ソフトボールほどもあるその大きさに、まず目を奪われます。
自家製の甘いデミグラスソースとスパイシーなカレーソースが美しいコントラストを描き、ぎっしりと詰まったひき肉の断面は食欲をそそります。
2種類のソースを絡めて味わえば、ひとつの料理で二通りの表情が楽しめます。
もう一つの名物「シナモンクリームコロッケ」も、ぜひ味わいたい一品です。
カラッと揚がった衣を割ると、シナモンが香る熱々のホワイトソースがとろりと溢れ出します。
白身フライと共に盛り付けられた一皿は、ビールとの相性も抜群です。
ほかにも、丁寧に作られたタンシチューやハンバーグといった王道の洋食メニューが揃い、その日の気分で選べる安心感も魅力です。
どこか懐かしく、心温まる味わいは、お腹だけでなく気持ちまで満たしてくれます。
食べ終える頃には、きっと「次はどれにしようか」と、自然とメニューをめくっていることでしょう。
VOL.230
目次
1 .香りで整う、秋のリズム
2 .子どもたちの笑顔が未来を動かす!
3 .ハロウィンが日本経済にもたらす魔法
4 .大阪グルメ
5 .セミナー開催のお知らせ
■■ 1.香りで整う、秋のリズム ■■
おはようございます。
株式会社リンクスでございます。
朝の空気が澄み、草の露がきらりと光る季節になりました。
二十四節気では寒露から霜降へ向かい、日ごとに輪郭がくっきりしてまいります。
露は、夜の冷えで空気中の水蒸気が冷やされ、草の表面で水滴になる現象だそうです。
同じ道でも、露の有無や影の長さに、季節の変化がはっきり表れます。
出かける前にひと呼吸おいて、温かい飲み物を一口、今朝の香りを確かめてみませんか。
小さな季節の発見が、その日を少し豊かにいたします。
それでは、今回のエルマガも最後までお楽しみくださいませ。
■■ 2.子どもたちの笑顔が未来を動かす! ■■
皆さん、おはようございます。
今日から 10月も後半戦です。
先日 13日閉幕した大阪関西万博。
その最終週に、「みらいのたからばこ」さん、「ごっこランド EXPO」さんとの三者共創プロジェクトとして、「こども万博」を開催することができました。
リンクスとしてもブース出展し、社員全員で子ども達をおもてなしさせていただいたこともいい思い出になりました。
文部科学省、外務省、万博協会をはじめ、全国 49の自治体・教育委員会から後援をいただき、さらに多くのパートナー企業様、そしてボランティアの皆さんに支えられて--本当に多くの方々の力がひとつになり、あの大きなイベントを創り上げることができました。
2日間の会場「 WASSE」には、夢に向かって目を輝かせる子どもたちの笑顔があふれていました。
その姿を見ていると、私たち大人の方が、勇気や希望をもらっていたように思います。
「未来って、こんなにキラキラしてるんだ」と。
子どもたちの笑顔こそが、未来を動かす原動力なんだと、強く感じた 2日間でした。
イベントが終わった直後、夜空に花火が上がりました。
まるで「よくやった!」と空からエールを送ってもらっているようで、スタッフみんなで空を見上げながら、自然と涙がこぼれました。
2025大阪・関西万博のフィナーレを飾るような、最高の瞬間でした。
そして、この挑戦を通じて、同じ想いを持つ最高の仲間たちとも出会うことができました。
「こども万博」は、これから全国へ、そして世界へと広がっていきます。
子どもたちの“やってみたい!”という気持ちを応援し、挑戦の場を広げていく。
そのために、私たち大人ができることはまだまだあります。
未来をつくるのは、子どもたち。
でも、その未来を信じて支えるのは、私たち大人です。
これからも一緒にワクワクする未来を創っていきましょう!
そのために、お金の勉強も大切ですので、キングコング西野亮廣さんのお金の勉強会も企画しております。
今週の日曜日 10:00~ 11:00は是非セミナールームにお越しください。
お申込みは下記までよろしくお願いします。
それではこれから日に日に涼しくなっていきますし、インフルエンザやコロナも流行ってるようですが、くれぐれもご自愛ください。
毛利英昭
■■ 3.ハロウィンが日本経済にもたらす魔法 ■■
かつては一部の愛好家や外国文化として認識されていたハロウィンが、今や日本を代表する国民的イベントへと成長しました。
秋の風物詩として定着したこの祭典は、単なるお祭り騒ぎに留まらず、巨大な経済効果を生み出す消費の祭典としての側面を強く持っています。
ハロウィンが日本経済にもたらす多角的な影響と、それが生み出すビジネスチャンスについて考えます。
ハロウィン市場の驚異的な成長
日本のハロウィン市場は、 2010年代に入ってから驚異的な成長を遂げました。
2011年には 560億円だった市場規模が、わずか 5年後の 2016年には 1,345億円にまで拡大し、バレンタインデーの市場規模を上回るほどになりました。
その後、新型コロナウイルス感染症の影響で一時的にイベントが縮小し、市場規模も減少しましたが、それでも 1,000億円以上の経済効果を維持し続けています。
日本ハッピーハロウィン協会は、 2025年の市場規模を 1,250億円~ 1,350億円と推計しており、コロナ禍からの回復とさらなる成長が期待されています。
この急成長の背景には、 SNSの普及が大きく関わっています。若者層を中心に「インスタ映え」や「非日常体験」を求める傾向が強まり、仮装やイベント参加を通じて自己表現を楽しむ文化が定着しました。
企業側もこのトレンドを捉え、様々な商品やサービスを提供することで、市場の拡大を後押ししています。
多様化する消費トレンドと経済効果
ハロウィンの経済効果は、多岐にわたる消費行動によって生み出されています。
その中心となるのは、やはり「仮装」です。
コスチュームやメイク用品、ウィッグ、アクセサリーなど、本格的な仮装から手軽な小物まで、幅広いアイテムが毎年店頭を賑わせます。
特に、人気キャラクターや流行を取り入れた衣装は、 SNSでの拡散効果も相まって大きな需要を生み出しています。
次に、欠かせないのが「お菓子」です。
ハロウィン限定のパッケージやフレーバーのお菓子が多数登場し、スーパーマーケットやコンビニエンスストアでは特設コーナーが設けられます。
子供たちが「トリック・オア・トリート」で集めるお菓子だけでなく、ホームパーティー需要の高まりから、大人向けのスイーツやデコレーションケーキなども人気を集めています。
特に、お菓子を中心とした家庭内需要の拡大と、消費単価の上昇が近年の市場を牽引していると言えるでしょう。
また、家庭や店舗を彩る「デコレーション・雑貨」も重要な要素です。
カボチャのランタン、蜘蛛の巣、ガイコツなどの装飾品は、空間をハロウィンムードに演出し、イベントへの期待感を高めます。
さらに、テーマパークでの特別イベント、地域のお祭り、飲食店でのハロウィン限定メニューなど、「体験型消費」も拡大の一途を辿っています。
これらのイベントは、単なる消費に留まらず、人々の交流を促進し、地域経済の活性化にも貢献しています。
その他にも、ペット用のコスチューム、美容関連サービス、ハロウィンをテーマにした旅行商品など、関連産業への波及効果も広がりを見せています
コロナ禍を経ての変化と今後の展望
新型コロナウイルス感染症のパンデミックは、ハロウィン市場にも大きな変化をもたらしました。
大規模なイベントやパレードが中止・縮小される中で、消費者の楽しみ方は「外から内へ」とシフトしました。
家庭内でのパーティーやデコレーション、オンラインでの交流イベントなどが注目され、新たな消費スタイルが確立されました。
アフターコロナの現在では、リアルイベントも復活してきている一方で、コロナ禍で定着した家庭内消費も引き続き堅調です。
物価高騰が続く中でも、「盛り上がりたい」「楽しみたい」という消費者の意欲は衰えず、ハロウィン限定商品への購買意欲も高い水準を維持しています。
これは、人々が非日常的な体験や季節のイベントを通じて、日々の生活に彩りや喜びを求めていることの表れと言えるでしょう。
今後のハロウィン市場は、よりパーソナルな体験や、地域コミュニティとの連携、そしてサステナビリティを意識した消費がトレンドとなる可能性があります。
例えば、手作りのコスチュームやデコレーション、フードロスを減らす工夫、地域産品を活用したイベントなどが、新たな価値として評価されるかもしれません。
ハロウィンが生み出す、地域と文化の新たな未来
ハロウィンは、単なる季節イベントの枠を超え、現代社会における人々の多様なニーズを映し出す文化現象へと成長しました。
仮装やイベントという非日常的な体験は、人々に自己表現の場と日々の活力をもたらすだけでなく、世代や立場を超えた新たな「つながり」を生み出す触媒となっています。
この現象は、現代の価値観が「モノ」の所有から、心に残る体験や人との交流といった「コト」消費、さらにはその「トキ(時)」の共有へとシフトしていることを象徴しています。
特に、地域コミュニティが主体となるイベントは、住民同士の交流を促進し、地域の魅力を再発見する絶好の機会となります。
子供たちの笑顔や街全体の高揚感は、経済効果という数字だけでは測れない、地域社会の貴重な無形資産と言えるでしょう。
ハロウィンは、人々が創造性を発揮し、日常から解放される現代の「ハレ」の場として機能し、社会にポジティブなエネルギーをもたらしているのです。
もちろん、急速な市場拡大は、騒音やゴミ問題といった課題も生み出しています。
しかしそれは、この祭典が社会に無視できない影響力を持つまでに成長した証でもあります。
これからは、企業、地域社会、そして私たち一人ひとりが知恵を出し合い、この文化をより成熟させ、持続可能なものへと育てていくことが求められます。
ハロウィンがもたらす「つながり」の力を、地域活性化や新たな文化創造へと繋げていくこと。
そこに、私たちの社会をより豊かにする可能性が秘められているのではないでしょうか。
■■ 4 .大阪グルメ ■■
天ぷら うらかみ
福島に佇む「天ぷら うらかみ」は、油切れのよい紅花油で軽やかに揚げる一点主義が身上の天ぷら専門店です。カウンター越しに一品ずつ供される所作は凜として無駄がなく、衣は薄く、素材の甘みと香りがすっと立ち上がります。
車海老では身と脚を供す順序まで設計し、鮑や白子は雲丹入りの酢飯と合わせることも。
天種の魅力を最大化するための“工程のリズム”まで体験の一部にしてくれるのが、この店の面白さです。
コースはお造りや箸休めを織り交ぜつつ、締めに天丼・天茶・天ばらから選べるのも嬉しいところ。
夜は通年、ランチは土日祝のみで、記念日や接待、少人数会食にしっくり来る落ち着いた空間です。
JR新福島・福島駅からのアクセスもよく、店前の暖簾をくぐれば、油の香りではなく素材の香りが迎えてくれます。
衣ではなく“中身”を食べさせる、王道の天ぷらを、ライブ感とともにどうぞ。
1 .香りで整う、秋のリズム
2 .子どもたちの笑顔が未来を動かす!
3 .ハロウィンが日本経済にもたらす魔法
4 .大阪グルメ
5 .セミナー開催のお知らせ
■■ 1.香りで整う、秋のリズム ■■
おはようございます。
株式会社リンクスでございます。
朝の空気が澄み、草の露がきらりと光る季節になりました。
二十四節気では寒露から霜降へ向かい、日ごとに輪郭がくっきりしてまいります。
露は、夜の冷えで空気中の水蒸気が冷やされ、草の表面で水滴になる現象だそうです。
同じ道でも、露の有無や影の長さに、季節の変化がはっきり表れます。
出かける前にひと呼吸おいて、温かい飲み物を一口、今朝の香りを確かめてみませんか。
小さな季節の発見が、その日を少し豊かにいたします。
それでは、今回のエルマガも最後までお楽しみくださいませ。
■■ 2.子どもたちの笑顔が未来を動かす! ■■
皆さん、おはようございます。
今日から 10月も後半戦です。
先日 13日閉幕した大阪関西万博。
その最終週に、「みらいのたからばこ」さん、「ごっこランド EXPO」さんとの三者共創プロジェクトとして、「こども万博」を開催することができました。
リンクスとしてもブース出展し、社員全員で子ども達をおもてなしさせていただいたこともいい思い出になりました。
文部科学省、外務省、万博協会をはじめ、全国 49の自治体・教育委員会から後援をいただき、さらに多くのパートナー企業様、そしてボランティアの皆さんに支えられて--本当に多くの方々の力がひとつになり、あの大きなイベントを創り上げることができました。
2日間の会場「 WASSE」には、夢に向かって目を輝かせる子どもたちの笑顔があふれていました。
その姿を見ていると、私たち大人の方が、勇気や希望をもらっていたように思います。
「未来って、こんなにキラキラしてるんだ」と。
子どもたちの笑顔こそが、未来を動かす原動力なんだと、強く感じた 2日間でした。
イベントが終わった直後、夜空に花火が上がりました。
まるで「よくやった!」と空からエールを送ってもらっているようで、スタッフみんなで空を見上げながら、自然と涙がこぼれました。
2025大阪・関西万博のフィナーレを飾るような、最高の瞬間でした。
そして、この挑戦を通じて、同じ想いを持つ最高の仲間たちとも出会うことができました。
「こども万博」は、これから全国へ、そして世界へと広がっていきます。
子どもたちの“やってみたい!”という気持ちを応援し、挑戦の場を広げていく。
そのために、私たち大人ができることはまだまだあります。
未来をつくるのは、子どもたち。
でも、その未来を信じて支えるのは、私たち大人です。
これからも一緒にワクワクする未来を創っていきましょう!
そのために、お金の勉強も大切ですので、キングコング西野亮廣さんのお金の勉強会も企画しております。
今週の日曜日 10:00~ 11:00は是非セミナールームにお越しください。
お申込みは下記までよろしくお願いします。
それではこれから日に日に涼しくなっていきますし、インフルエンザやコロナも流行ってるようですが、くれぐれもご自愛ください。
毛利英昭
■■ 3.ハロウィンが日本経済にもたらす魔法 ■■
かつては一部の愛好家や外国文化として認識されていたハロウィンが、今や日本を代表する国民的イベントへと成長しました。
秋の風物詩として定着したこの祭典は、単なるお祭り騒ぎに留まらず、巨大な経済効果を生み出す消費の祭典としての側面を強く持っています。
ハロウィンが日本経済にもたらす多角的な影響と、それが生み出すビジネスチャンスについて考えます。
ハロウィン市場の驚異的な成長
日本のハロウィン市場は、 2010年代に入ってから驚異的な成長を遂げました。
2011年には 560億円だった市場規模が、わずか 5年後の 2016年には 1,345億円にまで拡大し、バレンタインデーの市場規模を上回るほどになりました。
その後、新型コロナウイルス感染症の影響で一時的にイベントが縮小し、市場規模も減少しましたが、それでも 1,000億円以上の経済効果を維持し続けています。
日本ハッピーハロウィン協会は、 2025年の市場規模を 1,250億円~ 1,350億円と推計しており、コロナ禍からの回復とさらなる成長が期待されています。
この急成長の背景には、 SNSの普及が大きく関わっています。若者層を中心に「インスタ映え」や「非日常体験」を求める傾向が強まり、仮装やイベント参加を通じて自己表現を楽しむ文化が定着しました。
企業側もこのトレンドを捉え、様々な商品やサービスを提供することで、市場の拡大を後押ししています。
多様化する消費トレンドと経済効果
ハロウィンの経済効果は、多岐にわたる消費行動によって生み出されています。
その中心となるのは、やはり「仮装」です。
コスチュームやメイク用品、ウィッグ、アクセサリーなど、本格的な仮装から手軽な小物まで、幅広いアイテムが毎年店頭を賑わせます。
特に、人気キャラクターや流行を取り入れた衣装は、 SNSでの拡散効果も相まって大きな需要を生み出しています。
次に、欠かせないのが「お菓子」です。
ハロウィン限定のパッケージやフレーバーのお菓子が多数登場し、スーパーマーケットやコンビニエンスストアでは特設コーナーが設けられます。
子供たちが「トリック・オア・トリート」で集めるお菓子だけでなく、ホームパーティー需要の高まりから、大人向けのスイーツやデコレーションケーキなども人気を集めています。
特に、お菓子を中心とした家庭内需要の拡大と、消費単価の上昇が近年の市場を牽引していると言えるでしょう。
また、家庭や店舗を彩る「デコレーション・雑貨」も重要な要素です。
カボチャのランタン、蜘蛛の巣、ガイコツなどの装飾品は、空間をハロウィンムードに演出し、イベントへの期待感を高めます。
さらに、テーマパークでの特別イベント、地域のお祭り、飲食店でのハロウィン限定メニューなど、「体験型消費」も拡大の一途を辿っています。
これらのイベントは、単なる消費に留まらず、人々の交流を促進し、地域経済の活性化にも貢献しています。
その他にも、ペット用のコスチューム、美容関連サービス、ハロウィンをテーマにした旅行商品など、関連産業への波及効果も広がりを見せています
コロナ禍を経ての変化と今後の展望
新型コロナウイルス感染症のパンデミックは、ハロウィン市場にも大きな変化をもたらしました。
大規模なイベントやパレードが中止・縮小される中で、消費者の楽しみ方は「外から内へ」とシフトしました。
家庭内でのパーティーやデコレーション、オンラインでの交流イベントなどが注目され、新たな消費スタイルが確立されました。
アフターコロナの現在では、リアルイベントも復活してきている一方で、コロナ禍で定着した家庭内消費も引き続き堅調です。
物価高騰が続く中でも、「盛り上がりたい」「楽しみたい」という消費者の意欲は衰えず、ハロウィン限定商品への購買意欲も高い水準を維持しています。
これは、人々が非日常的な体験や季節のイベントを通じて、日々の生活に彩りや喜びを求めていることの表れと言えるでしょう。
今後のハロウィン市場は、よりパーソナルな体験や、地域コミュニティとの連携、そしてサステナビリティを意識した消費がトレンドとなる可能性があります。
例えば、手作りのコスチュームやデコレーション、フードロスを減らす工夫、地域産品を活用したイベントなどが、新たな価値として評価されるかもしれません。
ハロウィンが生み出す、地域と文化の新たな未来
ハロウィンは、単なる季節イベントの枠を超え、現代社会における人々の多様なニーズを映し出す文化現象へと成長しました。
仮装やイベントという非日常的な体験は、人々に自己表現の場と日々の活力をもたらすだけでなく、世代や立場を超えた新たな「つながり」を生み出す触媒となっています。
この現象は、現代の価値観が「モノ」の所有から、心に残る体験や人との交流といった「コト」消費、さらにはその「トキ(時)」の共有へとシフトしていることを象徴しています。
特に、地域コミュニティが主体となるイベントは、住民同士の交流を促進し、地域の魅力を再発見する絶好の機会となります。
子供たちの笑顔や街全体の高揚感は、経済効果という数字だけでは測れない、地域社会の貴重な無形資産と言えるでしょう。
ハロウィンは、人々が創造性を発揮し、日常から解放される現代の「ハレ」の場として機能し、社会にポジティブなエネルギーをもたらしているのです。
もちろん、急速な市場拡大は、騒音やゴミ問題といった課題も生み出しています。
しかしそれは、この祭典が社会に無視できない影響力を持つまでに成長した証でもあります。
これからは、企業、地域社会、そして私たち一人ひとりが知恵を出し合い、この文化をより成熟させ、持続可能なものへと育てていくことが求められます。
ハロウィンがもたらす「つながり」の力を、地域活性化や新たな文化創造へと繋げていくこと。
そこに、私たちの社会をより豊かにする可能性が秘められているのではないでしょうか。
■■ 4 .大阪グルメ ■■
天ぷら うらかみ
福島に佇む「天ぷら うらかみ」は、油切れのよい紅花油で軽やかに揚げる一点主義が身上の天ぷら専門店です。カウンター越しに一品ずつ供される所作は凜として無駄がなく、衣は薄く、素材の甘みと香りがすっと立ち上がります。
車海老では身と脚を供す順序まで設計し、鮑や白子は雲丹入りの酢飯と合わせることも。
天種の魅力を最大化するための“工程のリズム”まで体験の一部にしてくれるのが、この店の面白さです。
コースはお造りや箸休めを織り交ぜつつ、締めに天丼・天茶・天ばらから選べるのも嬉しいところ。
夜は通年、ランチは土日祝のみで、記念日や接待、少人数会食にしっくり来る落ち着いた空間です。
JR新福島・福島駅からのアクセスもよく、店前の暖簾をくぐれば、油の香りではなく素材の香りが迎えてくれます。
衣ではなく“中身”を食べさせる、王道の天ぷらを、ライブ感とともにどうぞ。
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