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エルマガ

VOL.233

目次


1 師走の始まり、心温まる光
2 .新刊『デジタルエンターテインメントシティ』出版!

3 .冬のボーナス、その光と影
4 大阪グルメ
5 .セミナー開催のお知らせ
 
 
■■    1 .師走の始まり、心温まる光   ■■
 
おはようございます。
株式会社リンクスでございます。
カレンダーもいよいよ最後の一枚となり、吐く息の白さに本格的な冬の到来を感じる頃となりました。
慌ただしい師走の始まりとともに、街ではイルミネーションが一斉に輝き始め、きらめく光が年の瀬の訪れを告げているようです。
何かと気忙しい毎日ですが、澄み切った夜空を見上げると、その美しい輝きに心が洗われるような気がいたします。
寒さも日ごとに増してまいりますので、皆様どうぞ暖かくしてご自愛の上お過ごしください。
 
それでは、今回のエルマガも最後までお楽しみくださいませ。
 
■■    2 .新刊『デジタルエンターテインメントシティ』出版!   ■■
 
デジタルエンターテインメントシティ

 
皆さん、おはようございます。
いよいよ今日から12月、2025年も最後の1ヶ月となりました。今年はどんな一年でしたでしょうか。
 
今年の大阪は、55年ぶりの大阪・関西万博が最大の話題でした。来場者は2,900万人を超え、世界から注目を集める一大イベントとなりました。万博終了後は跡地活用の議論が進み、来春には方向性が決まる予定です。さらに2030年には大阪IR(統合型リゾート)の開業も控えており、大阪は新たな成長期に向けて明確な追い風が吹いています。
 
その影響を受け、不動産市場も好調です。「大阪のマンション値上がり率が半年で3%、世界1位」との記事が話題になりましたが、現場の体感では半年で6〜10%ほど上がっている物件も少なくありません。特に大阪駅近辺のタワーマンションはさらに高い伸びを見せ、ワンルームマンションにも徐々に波及し始めています。
 
こうした変化の中、私の5冊目となる新刊『デジタルエンターテインメントシティ ― 大阪を世界一おもろい都市(まち)にする』を3年ぶりに出版しました。
不動産業界で長く大阪市内のマンション売買に携わってきた私が、なぜメタバースやテクノロジーの世界へ踏み出したのか。その理由と背景を本書で詳しく語っています。
 
特に2年前に設立した「株式会社Meta Osaka」での取り組み、これから挑戦したいこと、そしてこれからの時代に我々がどう向き合うべきかをまとめています。難波駅周辺を軸に、南海電鉄とコラボし、デジタル×エンターテインメントで街を活性化する構想についても紹介しています。
 
スマホがXRグラスへと進化する大転換期はもう目前です。「やってみなはれ」の精神を持つ大阪だからこそ、新しい未来へ挑戦できる。そう確信しています。
引いては、デジタルエンターテインメントで街の価値を上げることが、不動産の価値向上に繋がると信じて、自ら仕掛けていっております。
これからの私の挑戦に是非注目しておいてください。
 
今年最後のグルメ会は、毎年お馴染みのリゾートライフ社主催のクリスマスディナーパーティーに今回もリンクスのテーブルを設けていただきました。
豪華な景品が当たるくじ引きも今年はどなたが引き当てるのか楽しみです。
抽選で8名様ですが、是非ご応募ください!
 
それでは、これから師走でご多忙な月のスタートですが、くれぐれもご自愛ください。
 
毛利英昭
 
 
■■    3 .冬のボーナス、その光と影  ■■
 
デジタルエンターテインメントシティ

 
師走に入り、街がイルミネーションで輝き始めると、私たちの心を躍らせるもう一つの風物詩があります。
それは「冬のボーナス」です。
多くの企業で12月上旬に支給されるこの一時金は、年末商戦の起爆剤となり、日本経済に大きな影響を与えてきました。
しかし、そのあり方は時代と共に変化し、現代社会の光と影を映し出す鏡となっています。
 
・江戸時代の「餅代」から続く、感謝の心
 
ボーナスの起源は、江戸時代の商家にまで遡ります。
当時、住み込みで働く奉公人たちに、お盆には「氷代」、年末には「餅代」として、主人が生活の足しになるよう小遣いを渡す習慣がありました。
これが、現代のボーナス制度の原型と言われています。
ラテン語の「bonus(良い)」を語源とするこの制度は、単なる賃金ではなく、日頃の働きに対する感謝と慰労の気持ちを伝える、日本独自の美しい文化として定着していきました。
 
・2024年冬、4年連続の増加と業種間の格差
 
2024年の冬のボーナスは、全体として4年連続で増加し、明るい兆しを見せています。
三菱UFJリサーチ&コンサルティングの調査によると、民間企業(事業所規模5人以上)の一人当たり支給額は前年比+2.5%と予測されています。
特に、東証プライム上場企業では平均83万5,133円と過去最高額を記録し、好調な企業業績を反映しています。
しかし、その一方で、企業規模や業種による格差も浮き彫りになっています。
帝国データバンクの調査では、賞与を支給する企業は80.2%に上るものの、支給額が「増加」する企業は23.0%にとどまりました。
特に、輸送用機器(94.1万円)や鉄鋼(93.2万円)などの製造業が高い水準にあるのに対し、商業(57.5万円)やサービス業(70.0万円)は平均を下回っており、業種間の格差が顕著です。
 
デジタルエンターテインメントシティ

 
・ボーナスの使い道、堅実さと未来への投資
 
では、支給されたボーナスは何に使われるのでしょうか。
各種調査によると、使い道のトップは依然として「貯金・預金」が占めています。
将来への備えを意識する堅実な消費マインドは根強いものの、旅行や趣味など、自己投資や経験価値への支出意欲も高まりつつあります。
2025年以降も物価上昇が続くと予想される中、消費者はより計画的に、そして賢くボーナスを活用しようとしています。
特に、まとまった資金を手にすることで、将来を見据えた資産形成を考える良い機会にもなります。
NISAやiDeCoといった制度の活用はもちろん、安定した収益が期待できる不動産投資などを、選択肢の一つとして検討してみるのも良いかもしれません。
 
デジタルエンターテインメントシティ

 
・形は変われど、心は変わらない
 
江戸時代の「餅代」から始まり、高度経済成長期には「第二の給料」として日本経済を支え、そして現代、格差社会を映し出す鏡となった冬のボーナス。
その形は時代と共に大きく変化してきました。
しかし、日頃の働きに感謝し、共に働く仲間を労うという、その根底に流れる「心」は、今も昔も変わらないのではないでしょうか。
今年の冬、あなたの手にはボーナスが届くでしょうか。
その金額の大小にかかわらず、一年間の頑張りを自分自身で労い、新たな年への希望を胸に、温かい師走を過ごしたいものです。
 
 
■■   4 .大阪グルメ  ■■
いもせ
 
いもせ

 
大阪の都心にありながら、どこか懐かしい風情が漂う街、玉造。
歴史と現代が交差するこの魅力的なエリアに、食通たちが足繁く通う一軒の蕎麦屋があります。
その名は「いもせ」。
大通りから少し入った路地に佇む、まさに大人のための隠れ家です。
暖簾をくぐると、そこには都会の喧騒を忘れさせてくれるような、静かで落ち着いた和の空間が広がります。
温かみのある照明が照らす店内には、カウンター席、そして風情ある囲炉裏を囲む席が設けられています。
 
いもせ
いもせ
いもせ

 
席に着くと、まず供されるのが揚げ蕎麦です。
ポリポリとした食感と香ばしさが、これから始まる蕎麦への期待を膨らませてくれます。
蕎麦と同じく人気の柿の葉寿司は、〆鯖と酢飯の酸味が控えめで上品な一品。
一つひとつ丁寧に作られた料理から、店主のこだわりが伝わってきます。
 
いもせ

 
そして、いよいよ主役の十割蕎麦の登場です。
まず驚かされるのが、その豊かな香り。
蕎麦本来の力強い香りが、ふわりと鼻腔をくすぐります。
十割蕎麦ならではの短い麺は、しっかりとした歯ごたえと、噛むほどに広がる蕎麦の甘みが特徴です。
つるりとした喉越しとはまた違う、蕎麦そのものを味わう喜びを教えてくれます。
最後は、蕎麦湯をいただき、心とお腹が落ち着きます。
 
「いもせ」を訪れるなら、予約をおすすめします。
電話予約は当日の朝7時半から11時半までと、少し早めの時間帯に受け付けているとのこと。
そのひと手間をかける価値のある、特別な食体験があなたを待っています。
時代と共に街の景色は変わっても、本物へのこだわりと、訪れる人をもてなす温かい心は変わらない。
玉造の「いもせ」は、そんな普遍的な価値を改めて感じさせてくれる名店です。
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